2013年5月13日月曜日

山賊ダイアリーと狩猟と父親

昨日の午後はベッドでゴロゴロしたくて、またまたkindleでコミックを買ってみました。買ったのはこちら(下の絵をクリックでAmazonに飛びます)。
山賊ダイアリー(1): 1 (イブニングKC)
Amazon kindle
岡本健太郎の山賊ダイアリーです。この作者の職業はマンガ家兼猟師(!)。実際に自分で行なっている狩猟を元ネタにマンガを書くという、この平成の世の中に斬新な人ですw でもnumaの実家でも父親が結構最近まで狩猟を行なっていたこともあり、ネタ的には比較的身近な感じでした。このマンガの憎いところは狩猟の方法を事細かに書くほか、狩猟免許や銃の免許の取り方なども書いてあるところ。こんなん書かれたら否が応でも興味持っちゃうでしょうがー。

趣味としての狩猟は高尚でもあり、動物が好きな人には野蛮だと拒否感を示すものでもあります。単なる遊びで行うのはnumaも嫌いですが(キツネ狩りなんてその最たるものですね・・・)、この作者は獲ったものに感謝してちゃんと美味しく食べているところが、ただの遊びで終わっていない、好感の持てる点だと思います。こういうのは最近ではハガレンの人の「銀の匙」でも描写されていますね。また、numaが読んでいて感心したのは、作品中に罠を使って獲物を捕らえる場面があるのですが、罠にも動物が苦しまないように、宙ぶらりんにならないようにすることなどの注意点があることでした。仕事柄、動物福祉には目が行くのですが、こういった狩猟にもそういう精神が行き渡っているところに素直に驚きました。

目の付け所は斬新だし、内容も面白い。ただ、絵がかなりゲフンゲフンな点が残念なところですねーw 今は3巻まで発売していますが、参考資料を使ってなさそうな絵は極端に画力が落ちるのが相変わらずですw でも狩猟の時期は1年に3ヶ月くらいしか無いから、早々にネタ切れしそうで怖いですねえ。ゆっくりゆっくりこのペースでやっていって欲しいものです。

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