今日はフィンランドのテキスタイルメーカー、マリメッコを襲った盗作の話を。
マリメッコの中のデザインに2007年にクリスティーナ・イソラよって発表された「メトサンヴァキ」という有名なものがあります。それがこちら。
こちらが実は1963年にウクライナの作家によって描かれたものの盗作だったことが判明しました。比較の絵がこちらです。
右がマリメッコのメトサンヴァキ、左がウクライナの盗作元です。これは確かに盗作と言われても仕方ない感じですねえ。しかしこの問題はマリメッコだけに収まらなかったのが問題です。
日本とフィンランドをつなぐ空の路線、フィンエアーが5月初めにこちらのメトサンヴァキをあしらった特別塗装機を運行すると発表していたのです。そもそもこの盗作が発覚したのもフィンエアーがこちらをペイントすると発表して、フィンランド国内の愛好家が申し出たのがきっかけ。
フィンエアーは青バージョン |
せっかくのマリメッコとのコラボレーションがこういう形でダメになっちゃうのは非常にもったいないですねえ。けれどもマリメッコにとってはデザインは生命線。ちゃんとこの問題を明らかにして今後につなげて欲しいですね。
Amazon やっぱりマリメッコといえばウニッコですねー |
0 件のコメント:
コメントを投稿